ディスクユニオン新宿ジャズ館

世界屈指の規模と質を誇るジャズ専門館です。 新宿駅徒歩5分の好アクセス。 新品/中古のCDはもちろん、廃盤からお求めやすい定番ものまで 圧倒的な品揃えのレコードが自慢です。 ジャズのことなら何でもお任せください。 買取から販売まで専任担当者がご相談をうかがいます。

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現代ジャズ・ギタリストの鬼才、ヤコブ・ブロが自身とかつての師であるポール・モチアンとの楽曲を、ブライアン・ブレイドやクリス・チークらを迎えた8人のオールスターアンサンブルで奏でる
9月下旬入荷予定
JAKOB BRO / 8
●JAKOB BRO / 8
輸入CD 3,850円(税込) (LOVELAND RECORDS / LLM033CD / 5707785015575)



●JAKOB BRO / 8(LP)
輸入LP 6,600円(税込) (LOVELAND RECORDS / LLM033 / 5707785015599)

 

これまでECMで数多くの作品をリリース、昨年、日本でも公開されたドキュメンタリー映画『ミュージック・フォー・ブラック・ピジョン ―ジャズが生まれる瞬間――』を手掛けるなど精力的に活動を続ける現代ジャズ・ギタリストの鬼才、ヤコブ・ブロが主宰するレーベル、Loveland Musicが贈るアルバム『8』は、ポール・モチアンとヤコブ・ブロの楽曲をフィーチャーしたスタジオ録音作品。

ヤコブ・ブロ、ブライアン・ブレイド、クレイグ・テイボーン、クリス・チーク、イェスパー・ゾイテン、アンデルス・クリステンセン、ラリー・グレナディア、マーカス・ギルモアというオールスター・アンサンブルが参加。本作は、ニューヨークの「ヴィレッジ・ヴァンガード」での1週間にわたるレジデンシー公演を終えた後、同地の「パワー・ステーション」にて、エンジニアのジェームス・ファーバーと共に一回のセッションで録音されました。

Jakob Bro (Electric Guitar)
Chris Cheek (Tenor saxophone)
Jesper Zeuthen (Alto saxophone)
Craig Taborn (Piano)
Larry Grenadier (Double Bass)
Anders Christensen (Double Bass)
Marcus Gilmore (Drums)
Brian Blade (Drums)All songs by Jakob Bro (Pearl River、Saturday、Mild) and Paul Motian (Mumbo Jumbo、Drum Music、Split Decision & It Should've Happened a Long Time Ago).






ビル・フリゼール、リー・コニッツら豪華メンバー参加ジャズ・ドキュメンタリー映画のサントラ!
9月下旬入荷予定
JAKOB BRO / Music For Black Pigeons Motion Picture Soundtrack (2026 Edition)(2LP)
●JAKOB BRO / Music For Black Pigeons Motion Picture Soundtrack (2026 Edition)(2LP)
輸入LP 8,690円(税込) (LOVELAND RECORDS / LLM020 / 2299991806144)

 

Tal Rによるオリジナル・アートワークを採用した2026年バージョンです。

以下LLR020より引用。
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ビル・フリゼール、リー・コニッツら豪華メンバー参加!
ジャズ・ドキュメンタリー映画「Music for Black Pigeons」のサウンドトラックがアナログ盤で待望のリリース!

ECMの諸作で有名なデンマーク出身のギタリスト/コンポーザー、ヤコブ・ブロが音楽を手掛けたドキュメンタリー映画「ミュージック・フォー・ブラック・ピジョンズ」のサウンドトラック盤が2枚組LPのみでリリース決定!  ビル・フリゼール、リー・コニッツ、ポール・モチアン、アンドリュー・シリル、高田みどり等、豪華メンバー参加。

「ミュージック・フォー・ブラック・ピジョンズ」はデンマークの実験的なドキュメンタリー映画製作の第一人者として著名な映画監督のヨルゲン・レスとアンドレアス・コフォードがジャズ・ミュージシャンの生き様を描いた作品で、14年間もの長い歳月を費やしてノース・アメリカ、ヨーロッパ、日本で制作した力作です。演奏する時のフィーリング、音を聞く意味とは、等々、ジャズ・ミュージシャンが音楽を創造する際の魂にフォーカスした興味深いドキュメンタリー・フィルムです。

映画にはリー・コニッツ、ヨン・クリステンセン、ポール・モチアンなど本作の公開を前にこの世を去った偉大なミュージシャンたちの、おそらく最後のパフォーマンスであろう録音音源も収録。ファンの方にはぜひ手に入れていただきたい1枚です。

Featured artists:
Joey Baron
Jakob Bro
Anders Christensen
Jon Christensen
Andrew Cyrille
Bill Frisell
Larry Grenadier
Arve Henriksen
Søren Kjærgaard
Lee Konitz
Joe Lovano
Marilyn Mazur
Palle Mikkelborg
Thomas Morgan
Paul Motian
Jorge Rossy
Ben Street
Craig Taborn
Midori Takada
Mark Turner
Jesper Zeuthen







アンドリュー・ダンジェロの唯一無二のソロ・バスクラリネット・アルバム
9月下旬入荷予定
ANDREW D'ANGELO / Bcdeluxe(LP)
●ANDREW D'ANGELO / Bcdeluxe(LP)
輸入LP 6,600円(税込) (LOVELAND RECORDS / LLM039 / 5707785015780)

 

アンドリュー・ダンジェロの唯一無二のソロ・バスクラリネット・アルバム
本作は2025年10月から2026年4月にかけてベルリンで録音。

『BCDELUXE』は、Loveland Musicからリリースされた先鋭的なソロ・アルバムの系譜に連なる作品です。同レーベルからはこれまでに、マーク・ターナーの『We Raise Them To Lift Their Heads』、パレ・ミッケルボーグの『Light』、トーマス・モーガンの『Around You Is A Forest』などが発表されています。

シアトルで育ったアンドリュー・ダンジェロは、同世代のミュージシャンであるクリス・スピードやジム・ブラックと音楽的にも個人的にも強固な絆を築き、1986年にニューヨークへ移住しました。その後、ボストンで再びスピードやブラックと合流し、ギタリストのカート・ローゼンウィンケルと共に「Human Feel(ヒューマン・フィール)」を結成します。Human Feelは、1990年代の新しいジャズ・シーンを牽引する重要な存在となりました。

1990年代初頭にブルックリンへ拠点を移すと、彼らは活況を呈していたダウンタウンの音楽シーンに急速に溶け込み、世界的に著名な数多くのアーティストからサイドマンとして指名されるようになりました。作曲家として、ダンジェロはジャズを基盤としつつ、エレクトロ・アコースティック・ミュージック、ノイズ、現代音楽などの要素を取り入れた、力強く独自の音楽言語を確立しています。これまでにビッグバンド、室内楽グループ、弦楽オーケストラ、様々なジャズ・アンサンブルやソリストのための楽曲を手がけてきました。

「アンドリュー・ダンジェロは、30年近くにわたりニューヨークのアヴァンギャルド・シーンにおいて際立った存在感を放ってきました。大小様々な自身のグループを率いる場合であれ、Human FeelやTyftといった革新的なコラボレーション・アンサンブルに参加する場合であれ、ダンジェロの演奏は深い情感を湛え、時にアナーキーであり、また時に繊細で心に深く残る響きを帯びています。」――NYC Jazz Record

Andrew D'Angelo: Bass Clarinet





前作『あなたに出会うまでに』続くヤコブ・ブロ×高田みどりのデュオ第二弾
10月下旬入荷予定
JAKOB BRO & MIDORI TAKADA / From Such A Blue Sky
●JAKOB BRO & MIDORI TAKADA / From Such A Blue Sky
輸入CD 3,850円(税込) (LOVELAND RECORDS / LLM038CD / 5707785015803)

 

●JAKOB BRO & MIDORI TAKADA / From Such A Blue Sky(LP)
輸入LP 6,600円(税込) (LOVELAND RECORDS / LLM038 / 5707785015810)

 

前作『あなたに出会うまでに』続くヤコブ・ブロ×高田みどりのデュオ第二弾。
『From Such a Blue Sky / かくも青き空から』
東京のAVACOスタジオで録音された「From Such A Blue Sky」は、日本のパーカッショニストでありアンビエントのパイオニアである高田みどりとデンマークのギタリスト、ヤコブ・ブロによる前作「あなたに出会うまで/Until I Met You」に続く2枚目のアルバム。美しいメロディー、瞑想的なパーカッション、そして夢のようなテクスチャーが絡み合い、ピアノ、パーカッション、アコースティックギターを用いたアコースティックなサウンドスケープを創り出しています。一種のアコースティック・アンビエントでありながら、従来の規範にとらわれず、二人の親密な音楽的対話のように響き合う表現となっています。高田みどりとヤコブ・ブロは、音を素材として探求するオープンな姿勢を共有し、共通の音楽言語で独自の音の世界を創造しています。

Midori Takada: Percussion, Piano & Marimba
Jakob Bro: Acoustic & Electric Guitar, Artistic Producer

Recorded at AVACO Studios, Tokyo, November 2025
Mixed and mastered at The Village Rec., Copenhagen, April 2026.



現代ジャズ界の生けるレジェンド、チャールス・ロイドを迎えたカルテット・セッション
JAKOB BRO / Bjerge, Strand
11月下旬入荷予定
●JAKOB BRO / Bjerge, Strand
輸入CD 3,850円(税込) (LOVELAND RECORDS / LLM040CD / 5707785015759)

 

●JAKOB BRO / Bjerge, Strand(LP)
輸入LP 8,690円(税込) (LOVELAND RECORDS / LLM040 / 5707785015766)

 

現代ジャズ界の生けるレジェンド、チャールス・ロイドを迎えたカルテット・セッション
ヤコブ・ブロの招きにより、彼とチャールス・ロイドの楽曲を演奏するこのカルテットでのコペンハーゲン・レコーディング・セッション。共演者は、ラリー・グレナディアとホルヘ・ロッシという、ブラッド・メルドーとのピアノ・トリオで20年にわたりその音楽性を磨き上げた、極めて息の合ったリズム・セクションです。

ラリー・グレナディアとチャールスの共演の歴史は長く、1999年のECM作品『The Water Is Wide』から、2024年に高い評価を受けたBlue Noteからのアルバム『The Sky Will Still Be There Tomorrow』に至るまで続いています。一方、ヤコブ・ブロは、コペンハーゲンでのセッションが行われた時期に、チャールスの「オーシャン・トリオ(Ocean Trio)」のスペシャル・ゲストとしてJazztopadフェスティバルやピエール・ブーレーズ・ザールに出演したほか、ロイドの『The Sky Will Still Be Here Tomorrow』ヨーロッパ・ツアーにも参加しています。










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引用元: https://diskunion.net/
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現代最高峰のサックス奏者ブランフォード・マルサリスによる、ジョン・コルトレーン生誕100年を記念したトリビュート作品が登場!
女王ダイアン・リーヴスと紡ぐジョン・コルトレーン&ジョニー・ハートマンの名盤に捧げたトリビュート・アルバム!
9月下旬入荷予定
BRANFORD MARSALIS / Dedicated To You
●BRANFORD MARSALIS / Dedicated To You
輸入CD 3,190円(税込) (BLUE NOTE / 5779233 / 0199957792332)



本作で彼がフォーカスしたのは、コルトレーンがジョニー・ハートマンと共演して生み出した1963年の『ジョン・コルトレーン&ジョニー・ハートマン』。2013年にはグラミー殿堂入りも果たしたこの名盤の再解釈においてラヴコールを送ったのは、グラミー賞を5度受賞しているジャズ・ヴォーカルの女王、ダイアン・リーヴス。これまでもお互いが望んでいたものの実現していなかった共演が、ついに本作で叶うこととなった。録音はマルサリスのレギュラー・カルテットと共に4日間で敢行。アレンジは事前に用意することなくメンバー全員がスタジオで練り上げていったという。

マルサリスとリーヴスにとって特別な作品だという『ジョン・コルトレーン&ジョニー・ハートマン』からは全曲を、息をのむような新たなアレンジで収録。そして「ビッグ・ニック」や「セントラル・パーク・ウェスト」といったコルトレーンのペンによる楽曲もマルサリスのカルテットによる演奏でレコーディング。さらにはコルトレーン永遠の傑作『バラード』から「セイ・イット(オーヴァー・アンド・オーヴァー・アゲイン)」などの楽曲をカルテット、トリオ編成で録音したボーナス・トラックも3曲収録。まさにコルトレーン生誕100年のトリビュート作品としてこのうえないオマージュを紡ぎ出しており、周年イヤーの本命盤といえる内容となっている。

録音年 2025年8月25-29日
録音場所 クレイトン州立大学スパイヴィー・ホール
演奏者 ブランフォード・マルサリス(ts、ss)、ダイアン・リーヴス(vo on #1、2、4、5、7、8)、ジョーイ・カルデラッツォ(p)、エリック・レヴィス(b)、ジャスティン・フォークナー(ds)




半世紀を超えて愛され続けるキース・ジャレットの名盤『ケルン・コンサート』を、クラシック・ピアニストが再構築。
その話題の『ケルン・コンサート』のライブ盤が待望のLPレコード化!
11月03日日発売予定
山口ちなみ / Koln Concert - Live at Kasumicho Ongakudo(2LP/180g)
●山口ちなみ / Koln Concert - Live at Kasumicho Ongakudo(2LP/180g)
国内LP 11,000円(税込) (寺島レコード / TYLP1136 / 4988044139541)

 

話題の『ケルン・コンサート』のライヴ盤が待望のLP化!
半世紀を超えて愛され続けるキース・ジャレットの名盤『ケルン・コンサート』を、クラシック・ピアニストが再構築する。その前代未聞の試みに、2025年暮れのジャズ界は騒然となった。ジャズ史に輝く金字塔に挑み続ける新進気鋭のピアニスト、山口ちなみ。2作目となる本作は、2025年12月11日に霞町音楽堂で行われた公演を収録。スタインウェイで聴く『ケルン・コンサート』は、スタジオ録音と異なる緊張感と空気感のなかで紡がれ、その瞬間にしか生まれない音像を鮮やかに伝える。ロングセラーを続ける山口ちなみの『ケルン・コンサート』のライヴ盤が、ついに180g重量盤で登場。

【録音】2025年12月11日霞町音楽堂
【解説】佐藤俊太郎、寺島靖国

ソングリスト
Disc 1
A1. Köln, January 24, 1975 Part I
B1. Köln, January 24, 1975 Part IIa
Disc 2
C1. Köln, January 24, 1975 Part IIb
D1. Köln, January 24, 1975 Part IIc

山本剛とエンジニア神成芳彦によるTBMタッグ・リユニオン企画、好評につき第4弾が完成!
 2026年09月24日発売予定
山本剛 / PLAYS SONGS
●山本剛 / PLAYS SONGS
国内CD 3,300円(税込) (SOMETHIN'COOL / SCOL1086 / 4988044138308)

 

●山本剛 / PLAYS SONGS(LP)
国内LP 6,600円(税込) (SOMETHIN'COOL / SCLP1086 / 4988044138322)

 

世界中のオーディオファンを魅了した山本剛&神成芳彦のリユニオン三部作――神成のプライベートスタジオでの録音『BLUESFOR K』(SCOL1062)、国内屈指のスタジオ音響ハウスでの録音『SWEET FOR K』(SCOL1071)、リスナーからのリクエストを募ったスタジオ録音盤『REQUEST -Tsuyoshi Yamamoto Trio LIVE-』(SCOL1075)――を経て、多くの要望にお応えし、1年半ぶりに第4弾の企画が実現。

今作のコンセプトは「ピアノは歌う」。誰もが口ずさめるメロディに加え、山本剛のタッチ、そして神成の録音技術という両雄の技が融合。弾き語りのレジェンド・マット・デニスのナンバーほか世界の名曲をセレクト、さらにJ-POP発のスタンダード「Everything」で締めくくる、いついかなる時も心に寄り添うインストルメンタル・ジャズアルバムが完成した。

山本剛 piano
香川裕史 bass
大隅寿男 drums
エンジニア:神成芳彦
2026年3月音響ハウス1stにて録音

ソングリスト
1. Violets for Your Furs
2. My Melancholy Baby
3. The Lonely One
4. Red Sails in The Sunset
5. Quizas, Quizas, Quizas
6. Angel Eyes
7. These Foolish Things
8. Everything Happens to Me
9. Serenade to a Cuckoo
10. Night We Called It a Day
11. Will You Still Be Mine?
12. Everything

エソテリックの最新作は、ソフトで温かい彼の魅力的な個性が最高に発揮されている、ジョニー・ハートマンの代表作!
 2026年09月19日発売予定
ジョニー・ハートマン / アイ・ジャスト・ドロップト・バイ・トゥ・セイ・ハロー(HYBRID SACD)
●ジョニー・ハートマン / アイ・ジャスト・ドロップト・バイ・トゥ・セイ・ハロー(HYBRID SACD)
国内SACD 4,000円(税込) (エソテリック (ESOTERIC) / ESSJ90329 / 4907034226337)

 

不朽の名作『ジョン・コルトレーンとジョニー・ハートマン』から約半年、名作に隠れながらも渋く光を放っていたジョニー・ハートマンの傑作です。バックはニューヨークの超一流ミュージシャンが務め、録音も高名なヴァン・ゲルダーと彼のスタジオでの収録。しっとりとソフトで深みのあるヴォーカルがオリジナル・テープからの新たなマスタリングで今ここに甦ります。


■エソテリックならではのこだわりのSuper Audio CDハイブリッド・ソフト
オリジナル・マスター・サウンドへの飽くことなきこだわりと、Super Audio CDハイブリッド化による圧倒的な音質向上で継続して高い評価をいただいているESOTERICによる名盤復刻シリーズ。発売以来決定的名盤と評価され、現代にいたるまでカタログから消えたことのない名盤をオリジナル・マスターから進化したテクノロジーと感性とによってDSDマスタリングし、世界初のSuper Audio CDハイブリッド化を実現してきました。今回はインパルス・レーベルの名盤から、アナログ時代を代表する名演・名録音をSuper Audio CDハイブリッドで発売いたします。


■ソフトで優しく、どこまでも深い情感を湛える唯一無二の歌声
以前、エソテリックでもジャズの6枚組セット『impulse! 6 GREAT JAZZ』(ESSI-90133/38)の1枚としてリリースしたジャズ・ヴォーカル・アルバムの大傑作『ジョン・コルトレーンとジョニー・ハートマン』。この名唱で一躍脚光を浴びた歌手ジョニー・ハートマンがその約半年後に吹き込んだのが『アイ・ジャスト・ドロップト・バイ・トゥ・セイ・ハロー』。ソフトで温かい彼の魅力的な個性が最高に発揮されている、ハートマンの代表作の一枚です。唯一無二とも言える魅力的なバリトン・ヴォイス。低音の表現力を軸において、メロディーを滑らかに歌ってゆくハートマンの歌声はソフトで優しく、どこまでも深い情感を湛えています。

そんなビロードのような肌触りを持つ、滑らかで柔らかく深みのあるヴェルヴェット・ヴォイスの持ち主ジョニー・ハートマン(1923年7月-1983年9月)はクルーナーと呼ばれる世界にジャンル分けされる男性シンガーです。ビング・クロスビー、フランク・シナトラ、ペリー・コモなど名歌手がひしめくクルーナーは、ステージで大声を張り上げることなく、囁きかけるようなソフトな語り口が特徴的なスタイル。マイクロフォンやレコードの発達とともに多くのミュージシャンが輩出されたと言われているその世界の中でも、ジョニー・ハートマンは大編成オーケストラをバックに従えたポピュラー・シンガーたちとは一線を画した、ジャズのルーツにしっかりとした基盤を置く歌手でした。


■一躍脚光を浴びたコルトレーンとの共作から半年後、ハートマンの真骨頂がここに!
コルトレーンとの共演作も含めインパルス・レーベルに吹き込んだ60年代の作品を通してその実力が広く認められるようになり、幅広い評価と人気を得たジョニー・ハートマンは、65年度のダウンビート誌国際批評家投票で男性歌手部門の“ニュー・スター賞”に輝きましたが、ニュー・スターといってもハートマンはすでに40歳を過ぎていて、いかに彼が“遅咲きの名シンガー”であったかが示されています。

1923年生まれ。40年代の半ばからプロ・シンガーとして活動を始めていて、アール・ハインズ楽団やディジー・ガレスピー楽団で歌い、いっぽうでハートマンはジャズだけでなく、ポップなテイストをもった楽曲をいくつも吹き込みましたが、それらがヒットすることはなく、あくまでも知る人ぞ知るといった存在にとどまっていました。いくつかのレーベルでレコーディングが行われましたが、今日ではマニアの間で貴重盤扱いされているこれらの作品も、当時は大きな注目を集めることなく、60年代初めまでのハートマンは鳴かず飛ばずといった状態が続いていたのです。

そんなハートマンが1963年1月、日本のジャズ・ファンの前に突然に姿を現します。当時のジャズ界はファンキー・ブームに沸き立っていて、その王者だったドラマーのアート・ブレイキーが“ジャズ・メッセンジャーズ”を率いて来日。そのときに同行したシンガーが、わが国ではまったく無名だったジョニー・ハートマンでした。このとき日本に来ていたハートマンにインパルスのプロデューサー、ボブ・シールから一通の電報が送られてきます。「ジョン・コルトレーンが貴方との共演アルバムを作りたいと言っているのだが、どうだろうか」という内容です。ジャズ界のトップ・アーティストとして最前線を走っていたコルトレーンからの直々のオファー。コルトレーンはアグレッシブな吹奏を繰りひろげるいっぽうで「バラード」などの名作も録音して、メロディーを内面的に深く掘り下げてゆくプレイに新たな世界を見出しつつあり、そんな演奏にハートマンの歌声が合うのではないかと考えたようです。オファーを受けたハートマンは“音楽性が合わないのでは?”と思ったそうですが、日本から戻ってジャズ・クラブ“バードランド”にコルトレーンを訪ねていって意気投合。前記の『ジョン・コルトレーン・アンド・ジョニー・ハートマン』が吹き込まれることになりました。その時のハートマンがあまりに素晴らしかったので、すぐに彼のリーダー・アルバムが企画され、半年後に吹き込まれたのがこの『アイ・ジャスト・ドロップト・バイ・トゥ・セイ・ハロー』でした。


■バックのミュージシャンの卓越した理解とサポートによる極上のジャズ作品
ジョニー・ハートマンがポピュラー的なクルーナーではなく、ジャズに深く根ざしたアーティストである、という見解の背景にはバック・ミュージシャンの起用法も挙げられています。本作でもその説を立証するかのように、共演者は名だたる名手がそれを受け持っています。

サックスのイリノイ・ジャケー(1922年10月-2004年7月)はJATPなどのセッションで太い音色と大向うから喝采を浴びるようなブローイングで評判になった奏者。前作共演のジョン・コルトレーンとは違ったタイプの奏者ですが、完成度のとても高かった前作を違うアプローチから乗り越えようとしたプロデューサーの意図でしょうか? ここでは歌を邪魔しない、それでいて楽曲にふくよかさをもたらす落ち着いたサポートに徹していてハートマンの魅力を見事に引き出しています。ケニー・バレル(1931年7月-)とジム・ホール(1930年12月-2013年10月)は当時、ウェス・モンゴメリーと並び、最も注目を浴びていたギタリスト。両者とも静かなオブリガートを中心にハートマンの歌声に呼応するかのように、曲に彩りを添える脇役を十分にこなしてますし、何と言っても注目したいのはピアノ、ベース、ドラムスのリズム・セクションです。

ピアニスト、ハンク・ジョーンズ(1918年7月-2010年5月)は、20代でビ・バップ・ムーヴメントの渦中を体験、30歳でエラ・フィッツジェラルドの伴奏を担当し、後にハード・バップを始めとする激動の50年代をニューヨークで体感した大ヴェテラン。これ以上ないようなジャジーでモダンな洒落たバッキングでハートマンに寄り添いながら決して饒舌にはならない音でサポートをしています。ベーシスト、ミルト・ヒントン(1910年6月-2000年12月)もまた、数多くのセッションに参加している大ヴェテラン。ここでも的確で堅実な演奏を行っています。そしてドラマーはジョン・コルトレーンのグループで前作にも参加していたエルヴィン・ジョーンズ(1927年9月-2004年5月)。ピアニスト、ハンクの弟です。コルトレーンのグループでは物凄い咆哮のコルトレーンに対峙する強烈なドラミングが印象的でしたが、ここでは終始ブラシによる静かなサポートに徹していますが、その存在感は抜群。彼のスネアを擦り叩くブラシの音を聴いているだけでもワクワクしますし、その深いタイム感覚、これがハートマンの美しい歌声に一層のグルーヴ感を与えていることには間違いがありません。


■全曲に漂う、語りかけるような表情、こまやかな表現力、さりげない節回しの上手さと気品
かつての恋人のもとへ“ちょっと挨拶したくて立ち寄っただけ…”と歌われるタイトル曲の「アイ・ジャスト・ドロップト・バイ・トゥ・セイ・ハロー」。そんなさりげない曲をジョニー・ハートマンが歌うと、別れてからの出来事、 tender な想いのようなものまでが膨らんで聴き手の心に届いてきます。まるで懐かしい一枚の写真を見るかのように、ソフトな表現の中から曲のもつ情景やストーリーまでが浮かび上がってくるハートマンの名唱です。これを筆頭に本作では、比較的地味なスタンダード・ナンバーが多く取り上げられていて、まさに“玄人好み”。しかしどの曲も親しみやすく、深い情感がハートマンの歌唱から伝わってきます。

ポピュラーな楽曲、冒頭の「シャレード」。ハートマンはあくまでも彼のペースでソフトな説得力をもつ歌声を聴かせていきます。「イン・ジ・ウィー・スモール・アワーズ・オブ・ザ・モーニング(夜は更けて)」はフランク・シナトラなどが歌っていたものの、ハートマンの深く沈んでゆくような歌唱もじつに味わい深いものがあります。デューク・エリントンの「ドント・ユー・ノウ・アイ・ケア」や、軽いラテン・リズムに乗った「ハウ・スウィート・イット・イズ・トゥ・ビー・イン・ラヴ」などは、めったに歌われることのないナンバーで、やはりハートマンは心を込めて豊かな情感とともに表現してみせます。「スリーピン・ビー」「キス・アンド・ラン」「ドント・コール・イット・ラヴ」のようなメディアム・テンポの曲も含まれますが、語りかけるようなハートマンの表情は変わりません。こまやかな表現力、さりげない節回しの上手さ、限りなくロマンティックでありながらも甘さに流れることのない気品を感じさせるのが、ハートマンならではの美質と言っていいでしょう。


■新マスタリングでサウンドは一変、多彩な声のニュアンスに耳を傾けてください
本作は60年代の名盤ですが、Super Audio CDハイブリッド化は今回が初めて。新たにマスターからSuper Audio CDの為にリマスタリングを行いました。これまで同様、使用するマスターの選定から、最終的なDSDマスタリングの行程に至るまで、妥協を排した作業をおこないました。特にDSDマスタリングにあたっては、「Esoteric Mastering」を使用。 入念に調整されたESOTERICの最高級機材Master Sound Discrete DACとMaster Sound Discrete Clockを投入。またMEXCELケーブルを惜しげもなく使用することで、オリジナル・マスターの持つ情報を伸びやかなサウンドでディスク化することができました。

新たにマスタリングされたサウンドは細部まで克明にマスターから音を引き出すことが出来ました。全体に音の密度がかなり上がっていて、どの楽器も引き締まり、かつ多彩な表情・音色を味わう音に仕上がっています。冒頭の「シャレード」次の「イン・ジ・ウィー・スモール・アワーズ…」のギターを聴いてみるだけでも、それは一目瞭然。ジム・ホールとケニー・バレルの音色…、その違いがはっきりと聴き取れます。両者の右手のタッチが克明に記されていて、ピッキングの様が目で見えるようです。ピアノのタッチも明瞭になり、ベースもサポートに徹しているものの、クッキリと音程もしっかりし、控えめながら存在感も十分。そしてドラムス。絶妙な音量バランスは変わらないが、存在感が数倍増しています。ブラシで叩き擦るスネアの音は見事に引き締まり、両手それぞれの違った動きが感じられます。ドラムセットの大きさが見えるようだし、シンバルのスタンドもしっかりした金属製だろう、というイメージがしてくるようなリアリティが生まれてきました。イリノイ・ジャケーのサックスもサックスの朝顔から吹く息が漏れてくる気がします。そして何より一番惹かれたのはハートマンの歌声です。ソフトで柔らかい歌声、と思っていたその響きに一層の深みが加わり、かつ喉の鳴り、張りのある部分など、多彩な声のニュアンスが秘められていたことに気付かされた次第です。「深みのあるバリトン・ヴォイス」という意味が納得できるサウンドになり、1960年代, ステレオ録音がジャズの世界でも安定して行われるようになった時期の、秀逸なジャズ・ヴォーカル・レコーディングのマスターからの忠実な再現がここに完成しました。


■「従来のCDと比べると、いっそうステージの奥行きが感じられて、ハートマンとバック・バンドの立ち位置がくっきり浮かび上がってくる」
「バックも錚々たる顔ぶれ。「イフ・アイム・ラッキー」での絶妙なヴォイス・コントロールとリリシズムは、ハートマンならではのもの。シナトラの名唱でも知られる「イン・ジ・ウィー…」でのさりげないルバートで示されるみずみずしさ。聴き込めば聴き込むほどに、美しい情感がにじみ出てくる隠れた名作だ。」(『ヴォーカリスト』ONTOMO MOOK・音楽之友社・1994年)


「ハートマンのヴォーカルは華やかでも派手でもないのだが、まさに独特のすばらしい魅力がある。ハートマンはクルーナーとしてそのスタイルをとりながら、ソフィスティケートされたブルース感覚と知的なコントロール、 tender なセックス・アピールとこまやかなニュアンスのあるヴォーカルに独自の魅力を生み出した。ここでハートマンは名手たちと共演し、スタンダードや新曲など彼好みの佳作を歌っている。リラックスした快い雰囲気、ロマンティックな情感たっぷりの表現であり、ワルツ調の「シャレード」をラテン・リズムに乗せるなど、アプローチの工夫もスマートだ。大ブロウ熱演で有名なイリノイ・ジャケーが、ここでは控えめなプレイでハートマンをよく盛りたてていることもおもしろい。」旧ディスクのライナーノートより


「オリジナル・テープから新たに丁寧なマスタリングがほどこされた本Super Audio CDハイブリッド盤は、ハートマンのボーカルはもちろんのこと、バック・メンバーの音の分離も良く、程よいバランスをもって響いてくる。楽器音の明瞭さは冒頭曲のイントロ部分のギター(ジム・ホール)の音色を聴いただけでも明らか。従来のCDと比べると、いっそうステージの奥行きが感じられて、ハートマンとバック・バンドの立ち位置がくっきり浮かび上がってくる。まるでクラブでハートマンのライブを聴いているかのようにリアリティをもって心地よい気分に浸ることのできるのが、このSuper Audio CDハイブリッド盤。ハートマンの持ち味を最良の形で、じっくりと楽しむことのできるものになっている。」本作ライナーノートより


ジョニー・ハートマン (vo) Johnny Hartman, Vocal
ハンク・ジョーンズ (p) Hank Jones, Piano
イリノイ・ジャケー (ts) Illinois Jacquet, Tenor Saxophone
ケニー・バレル (g) [2-5, 7-11] Kenny Burrell, Guitar
ジム・ホール (g) [1, 6] Jim Hall (Guitar)
ミルト・ヒントン (b) Milt Hinton, Double Bass
エルヴィン・ジョーンズ (ds) Elvin Jones, Drums


[録音] 1963年10月9 & 17日、ヴァン・ゲルダー・スタジオ、イングルウッド・クリフ、ニュージャージー州
[初出] Impulse! A-57 (1964年)
[日本盤初出] Impulse! SH-3033 (1964年)


[オリジナル・レコーディング]
[プロデューサー] ボブ・シール
[レコーディング・エンジニア] ルディ・ヴァン・ゲルダー


[Super Audio CDプロデューサー] 吉田穣(エソテリック・マスタリング・センター)
[Super Audio CDエグゼクティブ・プロデューサー] 大間知基彰(エソテリック・マスタリング・センター)
[Super Audio CDリマスタリング・エンジニア] 東野真哉(エソテリック・マスタリング・センター)
[Super Audio CDリマスター] 2026年6月 エソテリック・オーディオルーム、「Esoteric Mastering」システム


[解説] 岡崎正通 野澤龍介
[企画・販売] ティアック株式会社
[企画・協力] 東京電化株式会社



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